ジャズと言えば、やっぱりセッション。
初めて会った人と、その場でジャズという言語を使ってコミュニケーションを取る。
こんな文化は、他の音楽ではなかなか味わえない。
ジャズならではの醍醐味だと思う。
でも……
初めてセッションに行くのって、本当に怖いんだよね(笑)。
「知らない曲だったらどうしよう。」
「全然吹けなかったらどうしよう。」
「迷惑を掛けたらどうしよう。」
そんな不安ばかりが頭に浮かぶ。
実は僕もそうだった。
というより、今でも毎回少し緊張する(笑)。
だから今回は、
「セッションが怖い理由」と「それでも参加してよかった理由」
について書いてみようと思う。
セッションが怖い理由
セッションが怖い理由って、人によって多少違うと思うけど、だいたいこんな感じじゃないかな。
- セッションの流れや作法が分からない
- 知らない曲を演奏することになった
- 全然吹けなくて冷たい目で見られた気がした
- 曲をロスト(今どこを演奏しているのか分からなくなる)した
- イントロで入れない、エンディングで終われない
- ベテランの方から厳しいことを言われたり、ダメ出しされた
- 周りのレベルが高すぎて場違いに感じた
そしてもう一つ。
「セッションは怖い」という話を聞きすぎて、自分でハードルを上げてしまうこと。
これも意外と多いと思う。
安心してください。
僕はこの記事に書いたことを、ほぼ全部経験済み(笑)。
だから、
「もう二度と行きたくない……」
と思ったことも何度もある。
それでもセッションに行ってよかった
そんな僕だけど、今思うことがある。
やっぱりセッションは楽しい。
もちろん毎回うまくいくわけじゃない。
今でも反省ばかり。
でも、初めて会った人と音楽で会話ができた瞬間や、演奏がピタッとかみ合った瞬間の楽しさは、他ではなかなか味わえない。
だから結局、怖さよりも楽しさの方が勝つ。
セッション恐怖症の対処法
① とにかく楽しむ
まずはこれ。
上手く吹けなくて落ち込む気持ちはすごく分かる。
でも、最初から上手くできる人なんてほとんどいない。
だから、
「今日は新しい世界を体験しに来た!」
くらいの気持ちで十分。
落ち込んでいる人より、楽しそうにしている人の方が、周りも自然と声を掛けやすい。
② 今の自分にできることをやる
特に僕みたいなクラシック出身者は、
「何かすごいことをやらなきゃ。」
と思いがち。
その結果……
できもしないことをやって自爆する(笑)。
まずは簡単なことでいいんだ。
今できることをやれば十分。
できることを少しずつ増やしていけばいい。
だからホストの方には遠慮せず、
- 初めてなのでブルースと枯葉くらいしかできません。
- この曲はまだ演奏できません。
- 誰か一緒に吹いてもらえると助かります。
そんなふうに伝えればOK。
その方が周りもサポートしやすい。
③ 最低限のルールとマナーを守る
演奏の上手い下手より、実はこっちの方が大事。
例えば、
- 挨拶やお礼をしない
- 他の人の演奏をまったく聴かない
- 他の人のソロ中に吹き始める
- オリジナル曲ばかり要求する
- ジャズセッションなのに全く違うジャンルの曲をやろうとする
- 一緒に演奏する人を指名する
- 上から目線でダメ出しをする
こういうことは避けたい。
逆に言えば、
普通に礼儀正しくしていれば、それだけで十分。
昔は厳しい雰囲気のお店もあったみたいだけど、今は初心者歓迎のお店もたくさんある。
初心者向けセッションから参加するのもおすすめ。
知り合いや先輩が一緒に行ってくれるなら、それが一番心強いと思う。
最後に
もしこの記事を読んで、
「ちょっとセッションに行ってみようかな。」
そう思ってもらえたなら嬉しい。
最初は誰でも初心者。
上手く吹けなくても大丈夫。
大切なのは、
「また行こう。」
と思えること。
僕もまだまだ勉強中。
だから、もしどこかのセッションで会えたら、一緒に演奏しましょう。
過去の僕へ
怖くても、一回行ってみろ。
思っているより優しい人は多いし、思っているよりずっと楽しい。
そして、あの日勇気を出して一歩踏み出したことが、今の僕につながっている。









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